治療方針・セカンドオピニオン
全人的医療を実現するために
当院の治療方針の特長は「全人的医療」です。全人的医療とは、
・身体、心理、生活環境などを考慮した総合的かつ客観的な診断
・最小の検査や投薬に結びつける、正確かつ最良の診療
・患者さん個々人にあった診断と治療
といった“木を見て森を見ず”の治療ではなく、“木”と“森”を診る全科的な治療です。
最善の治療に必要なのは、質の高い問診と診察
全人的医療を治療方針とする当院では、問診と診察に十分な時間を割くようにしています。なぜなら、傾聴を怠らなければ一般的な疾患の多くが診断できるからです。
高質かつ丹念な問診と診察のメリットは他にもあります。検査と薬の処方が“最小”で済むことです。これは検査結果の待ち時間をなくすだけではなく、患者さんの来院回数や心的負担を軽減する効果もあります。
患者さんと密なコミュニケーションと丁寧な説明を重ねながら、最小の検査で最善の治療を提供する。そのために必要なのが、高度な専門的知識と経験に裏付けられた、緻密な問診なのです。
※お薬手帳、他の病院での検査結果、症状などを書いたメモなどをお持ちいただけると、スムーズに問診に入ることができます。
顔が見える医療だから患者さんは安心
患者一人に割ける時間が限られ、曜日や時間帯によって担当医が変わる総合病院では、通院するたびに同じことを聞かれ患者さんは不安になってしまうこともあります。当院は、院長が全ての患者さんを担当し、顔の見える治療を心がけ、患者さんのペースに合わせた診療を行っています。時間や曜日によって「循環器内科」「内分泌内科」など分けていませんので、地域のかかりつけ医として活用してください。
セカンドオピニオン
同じ病気や症状でも、診断を受けた科や担当した医師の専門性によってさまざまな見方ができます。そのため客観的に自分の病気を知るという意味で、セカンドオピニオンはとても有用な制度です。たとえ担当医と同じ診断や治療説明がされても病気に対する理解は深まりますし、別の治療法が提案されれば患者さんの選択の幅が広がりますので、納得して治療に臨むことができます。
当院では、総合内科医として特定の専門に偏ることなく、全ての治療に対して中立公平な立場で、患者さんにとって最適な治療や情報を伝えています。内科に関わる全ての疾患に関して説明できますので、現在の治療に不安や疑問があり、担当医に聞きづらいことがあれば、遠慮せずにお越しください。
高い専門性を武器にした総合診療
全人的医療を標榜する当院では、専門医と同じくらい高度な専門的知識と経験が求められます。院長はニューヨークの大学病院で総合内科の臨床研修で診察の経験を積み、さいたま赤十字病院では救急治療を行う循環器内科医、また内分泌内科医として、幅広く高度な医療の経験を積んできました。特に、糖尿病や内分泌疾患を、循環器専門医の立場から診療できる医師は、全国でもそれほど多くありません。高い専門性をいかした質の高い医療を地域に提供できればと考えています。
医療連携について
当院では地域の医療機関とも密に連携をとりながら、患者さんに最適な医療を提供する環境を整えています。専門的加療、精密検査、緊急入院など、当院では難しい治療に関しては最適な医療機関を紹介しますのでご安心ください。