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CDC長官が29日で解任──子どものワクチンに何が起きているの?
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CDC長官が29日で解任──子どものワクチンに何が起きているの?


🇯🇵 日本のみなさんに関係あるの?

「アメリカのニュースだから自分には関係ない」と思うかもしれません。
でも今回の出来事は、子どものワクチン接種スケジュールに直結するお話なんです。

特に B型肝炎ワクチン
これは日本でも「生まれてすぐ打つ」ことが標準になっています。だから、実は私たちにとっても無関係ではないんですね。

👉 今回の記事は New York Times のポッドキャスト The Daily を参考にしています。


🧩 何が起きたの?

アメリカCDC(感染症対策の中枢機関)のトップに就任した スーザン・モラレス医師
ところが、なんとわずか29日で解任されてしまいました。

その理由を、モラレス医師はこう説明しています:

  • 「ワクチンの方針を科学ではなく政治で決めろ」と言われた

  • ワクチン担当の専門家を解任せよと求められた

  • RFK Jr.(厚生長官)は「CDCは腐敗している」と繰り返した

彼女はこれを拒み、「科学を曲げてまでポストにしがみつくことはできない」と証言しました。


⚖️ 議会でのやりとり

  • キャシディ上院議員(肝臓の専門医) は、B型肝炎ワクチンの出生時接種を強く支持。
     「赤ちゃんを母子感染から守るために必要だ」と力説しました。

  • 一方で ランド・ポール議員 らは「子どものワクチンスケジュールを見直すべき」と主張。

👉 議員の間でも意見が大きく割れたのです。


👤 後任はどんな人?

モラレス氏の後に臨時で長官になったのは、ジム・オ’ニール氏
シリコンバレー出身の投資家で、医師でも公衆衛生の専門家でもありません。
「科学よりもビジネスの論理が優先されてしまうのでは?」という不安が広がっています。


🍼 B型肝炎ワクチンってなぜ大事?

  • 赤ちゃんがB型肝炎にかかると 90%以上が一生治らない状態に

  • その結果、肝硬変や肝がんに進むこともある

  • 出生時にワクチンを打つことで母子感染を防げる

つまり「生まれてすぐの1回」が、一生の健康を守ってくれるのです。


📌 今回のポイント

  • CDC前長官は「科学を守る」と言って29日で解任された

  • 公聴会では B型肝炎ワクチン出生時接種 が大きな争点に

  • 後任は医療の専門家ではなく投資業界の人物に

  • 「科学vs政治」という対立がワクチン政策を揺るがしている


✨ 当院からのメッセージ

日本でも出生時のB型肝炎ワクチンはとても大切な接種です。
今回のニュースは遠いアメリカの話のようでいて、実は私たちの医療ともつながっています。

💡 ワクチンは科学的な根拠に基づいて受けることが大切です。
不安や疑問があるときは、ぜひ当院で気軽にご相談ください。

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