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🧠 マスコミに騙されない!降圧剤・スタチンの本当の効果
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🧠 マスコミに騙されない!降圧剤・スタチンの本当の効果

 

 

~週刊誌の“煽り”が生む医療被害を防ぐために~

 

こんにちは。戸塚クリニックの院長 村松 賢一 です。

 

📚 週刊誌やネットでは「スタチンは危険」「降圧剤は飲まない方がいい」といった記事が繰り返し出ます。

しかし、それらの多くは 事実の一部を誇張し、不安を売り物にしている にすぎません。

 

❗問題は、それを真に受けて薬をやめてしまった人に「現実の被害」が起きていることです。

 


 

 

📺 なぜマスコミは不安を煽るのか?

 

 

 

1. 読者層が非常に広いから

 

 

降圧剤やスタチンは、日本で最も処方されている薬の代表格です。

高血圧の患者さんは約4,300万人、脂質異常症は約2,200万人(厚労省推計)。

つまり「飲んでいる人が多い薬=読者が反応しやすい題材」。

多くの人が関心を持つテーマを取り上げることで、雑誌の売上やネット記事のPVが伸びやすいのです。

 

 

2. 「副作用ネタ」は刺激的で売れる

 

 

「薬をやめれば自然治癒力が高まる」「副作用で死亡するかも」という見出しは、人の恐怖を直撃します。

特に 数字やデータの一部だけを切り取って誇張 することで、実際より危険に見せかけるのが常套手段です。

 

 

3. 読者心理に迎合している

 

 

多くの人は「できれば薬を飲みたくない」と思っています。

その心理に寄り添うように「薬をやめた方がいい」という言葉を並べると、心地よく感じてしまう読者も少なくありません。

これが結果的に記事の拡散につながります。

 

 

4. 医学的バランスを欠いた情報発信

 

 

本来なら「メリットとリスクの両面」を伝えるべきですが、副作用やリスクばかりを取り上げます。

「服薬継続で救われている膨大な数の人々」についてはほとんど触れません。

結果的に、現場の臨床データや大規模研究と乖離した記事が世に出てしまいます。

 

👉 つまり、「薬が本当に危ないから」ではなく、「読者が記事を買ってくれるから」繰り返し取り上げられている に過ぎません。

 


 

 

🔍 マスコミ報道が招く“医療被害”

 

 

 

1. 命に関わる被害

 

 

  • 降圧薬をやめて脳梗塞を起こした60代男性

     雑誌記事を信じて服薬を中止。数か月後に脳梗塞を発症し、半身麻痺が残りました。

  • スタチンをやめて心筋梗塞を起こした70代女性

     「コレステロールは高い方が元気」というネット記事を信じて中止。半年後に心筋梗塞を発症し、心機能が落ちました。

 

 

 

2. 🏥 後遺症という“長い被害”

 

 

脳梗塞や心筋梗塞は、一度起こると 麻痺や心不全などの後遺症が一生残る ことが少なくありません。

 

 

3. 信頼関係の崩壊

 

 

「医師は製薬会社のために薬を出す」といった誤情報が、患者さんと医師の信頼を壊し、必要な治療を拒否させてしまいます。

 


 

 

🩺 院長が実際に経験した典型例

 

 

  • 降圧薬を中止した患者さんが、数か月後に脳卒中を発症。

  • スタチンをやめた患者さんが、心筋梗塞を起こして入院。

  • 「薬は不要」という情報を信じて降圧薬を中止した方が、頭痛やめまいに苦しみ再受診。

 

 

👉 これらは私が診療の中で実際に経験した「薬をやめたことによる典型的な健康被害」です。

「薬が危ない」のではなく、「薬をやめること」が危険 だと強く実感しています。

 


 

 

📊 降圧剤とスタチンの確かなメリット

 

 

 

💊 降圧剤(血圧を下げる薬)

 

 

  • 血圧を10mmHg下げると脳卒中リスクが約40%減少することが大規模研究で証明されています。

  • 心筋梗塞や心不全の予防効果があり、特に糖尿病や腎臓病を合併している方にとっては「命を守る薬」です。

  • 腎臓を守り、人工透析を回避できる可能性を高めます。

  • 最新の薬は副作用が少なく、安全性が向上しています。

    👉 「血圧を下げる=寿命を延ばす」ことに直結する薬 です。

 

 

 

💊 スタチン(コレステロールを下げる薬)

 

 

  • LDLコレステロールを20〜50%下げ、動脈硬化の進行を抑えます。

  • 心筋梗塞や脳梗塞の一次予防だけでなく、再発予防効果も確立しています。

  • 血管内のプラークを安定化させ、破裂による急性心筋梗塞を防ぎます。

  • 海外・国内の大規模研究で、死亡率そのものを下げる ことが証明されています。

  • 長期服用による恩恵は非常に大きく、生活の質(QOL)を守る力があります。

    👉 「コレステロールを下げる=血管を守る」ことに直結する薬 です。

 

 


 

 

❌ マスコミの見出し vs ✅ 医学的事実

 

❌ マスコミの見出し

✅ 医学的事実

「降圧剤は一生やめられない」

継続は“未来の命を守る投資”

「スタチンは危険」

副作用は稀、メリットが圧倒的に上回る

「コレステロールは高い方が元気」

LDLが高いほど動脈硬化が進む

「薬をやめれば自然治癒力が高まる」

自己判断で中止すると発症リスク増大

 


 

 

📌 まとめ

 

 

降圧剤やスタチンは「薬漬け」ではなく、未来を守る薬 です。

最大のリスクは「薬をやめること」。それが“マスコミによる医療被害”なのです。

 

当院では、ただ薬を出すだけでなく、患者さん一人ひとりの生活や価値観に合わせて「どうすれば安心して服薬を続けられるか」を一緒に考えています。

💡 血圧やコレステロールの数値が安定し、脳梗塞や心筋梗塞を予防しながら日々を安心して過ごせる――その未来を支えるのが、戸塚クリニックの診療です。

 

👉 「薬が不安」「本当に飲み続ける意味があるの?」と感じたら、ぜひ一度ご相談ください。

きっと、安心して未来に希望を持てるヒントを見つけられるはずです。

 


 

 

🔗 信頼できる実例・研究(薬中止による健康被害)

 

 

 

 

 

 

 

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