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青汁より続けやすいケール生活が今日オーケーで101円でした
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青汁より続けやすいケール生活が今日オーケーで105円でした

こんにちは、戸塚クリニック院長の村松賢一です。

当院では、生活習慣の見直しや健康相談も承っています。
24時間ご利用いただける予約ページはこちらです(初診の方もご利用いただけます)。
https://wakumy.lyd.inc/clinic/hg08287

https://x.com/DrDefined

今日(2025年12月4日)、オーケーでケールを買ったら税込105円でした。
代表的な青汁1ヶ月分(4,000〜6,000円)と比べると、かなりお財布に優しいと感じます。

ケールは、次のような特徴を持つ野菜です。

  • 噛めるので満腹感が続きやすい
  • カロリー密度が低く、量を食べやすい(30〜50kcal/100g)
  • 食物繊維が豊富で、食後血糖の上昇を穏やかにするのに役立つ可能性がある(個人差あり)
  • 買いやすい価格で続けやすい

■ 今「ケール生活」が注目される理由

最近、診察室でよく聞くお悩みはこんなものです。

  • 「青汁は続かない」
  • 「ケールサラダ気になっているけど苦そう」
  • 「血糖値や体重が気になってきた」
  • 「朝食がパンだけになりがち」

こうしたお悩みに、ケール生活は「ちょうどよく無理なく続く」選択肢になります。
満腹感・低カロリー・買いやすさの3つがそろっているためです。


■ ケール生活が向いているのはこんな方

  • 朝食がパンやおにぎりだけで終わりがち
  • 食後にすぐお腹がすく
  • 量は食べたいけど体重は増やしたくない
  • ダイエットが長続きしない
  • 血糖値や脂質が気になる
  • 忙しくて料理に時間がかけられない

1つでも当てはまれば、ケール生活と相性が良いことが多いです。


■ なぜ青汁より「生ケール」が続けやすいのか?

● 1)満腹感の質が違う

青汁は「飲み物」なので、どうしても食事としての満足感は短めになりがちです。
一方、生ケールは「噛む刺激」と「食物繊維のかさ」がしっかり残るため、
食べたあとの満足度が高いという特徴があります。

● 2)食後血糖の上昇を穏やかにするのに役立つことがある(個人差あり)

ケールは食物繊維が豊富で、他の食材と組み合わせることで、
食後血糖の上昇を穏やかにすることに役立つ可能性があります(個人差あり)

● 3)とにかく続けやすい価格帯

青汁1ヶ月分:おおよそ4,000〜6,000円
今日のケール(オーケー):101円
「続けられる健康習慣」には、価格の現実性がとても大事です。


■ ケールの「カロリー密度」を他の食材と比較すると一目瞭然

ケールだけを見てもイメージがつきにくいので、
ここでは他の野菜・一般的な主食・高カロリー食材と並べて比べてみます。

▼ カロリー密度比較表(100gあたり)

● 超低カロリー:食べても太りにくいゾーン

食材 kcal / 100g コメント
ケール 30〜50kcal 食物繊維が豊富で、噛む量も多い
レタス 12kcal ほとんどが水分
ほうれん草 20kcal ビタミン・鉄が多い
きゅうり 14kcal 水分が多く、暑い季節に◎
キャベツ 23kcal サラダ・炒め物・鍋と汎用性が高い

● 中カロリー:主食の「普通ゾーン」

食材 kcal / 100g コメント
白米 約150kcal 日本人の主なエネルギー源
食パン 約250kcal 糖質に加え脂質も含まれる
うどん 約105kcal 単体だと腹持ちはやや短め
そば 約130kcal 蕎麦粉由来の食物繊維が少し多い
鶏むね肉(皮なし) 約120kcal 高たんぱく・低脂質

● 高カロリー:食べ過ぎ注意ゾーン

食材 kcal / 100g コメント
ピーナッツ・ナッツ類 550〜600kcal 栄養価は高いが、カロリー密度も高い
アボカド 180kcal 良質な脂質が多い
バター 720kcal ごく少量でエネルギーが大きい
チーズ 300〜400kcal 旨味が強く、つい量が増えやすい
カップ麺(乾麺換算) 450〜500kcal 超加工食品でエネルギー密度が高い

まとめると、ケールは
・野菜の中でも低カロリー密度グループの中心
・主食の約1/5〜1/7
・ナッツやチーズの1/10以下
という位置づけになります。

そのため、「量を食べても比較的太りにくい」「満腹感があるのに摂取カロリーが上がりにくい」という、ダイエットや体重管理にとって理想的な特徴を持っています。


■ 10秒で作れる:ノンオイルツナ×ケールの簡単サラダ

  • ケール:1束
  • ノンオイルツナ缶:1缶
  • 塩:少量
  • レモン汁:大さじ1
  • 黒こしょう
  • オリーブオイル:必要なら小さじ1まで

作り方

  1. ケールを手でちぎり、塩で軽くもんで苦味を和らげる。
  2. ノンオイルツナ缶を汁ごと入れる。
  3. レモン汁と黒こしょうを加える。
  4. お好みでオリーブオイルを少量かけて風味を足す(なくてもOK)。

ツナが苦手な方は、サラダチキン・豆腐・豆類・ゆで卵などに置き換えても美味しくいただけます。


■ よくあるQ&A

Q1. ケールって苦いですか?

そのままだと少し苦味を感じる方もいますが、
塩もみ+レモンで驚くほど食べやすくなります。

Q2. 毎日食べる必要がありますか?

無理に毎日でなくて大丈夫です。
週3〜5回など、「自分が負担なく続けられるペース」で十分です。
長く続けられる頻度が、その人にとっての“正解”です。

Q3. 青汁はやめたほうがいいですか?

青汁をやめる必要はありません。補助食品として良い選択肢です。
ただし満腹感や置き換えを重視する場合は、生ケールのほうが向きやすいと感じます。

Q4. 血糖やダイエットに良いですか?

食物繊維の影響で、血糖値コントロールに役立つ可能性があるとされています。
ただし、必ず痩せるわけではなく、個人差がある点にはご注意ください。


■ 医師としてのまとめ

  • 青汁:補助食として便利
  • 生ケール:続けやすさ・価格・満腹感のバランスが良い
  • 血糖・体重管理を意識したい方の日常食として取り入れやすい

「無理なく続く習慣を作りたい」という方にとって、ケール生活はとても現実的で、おすすめしやすい選択肢です。


■ 院長から一言

通院中の皆さんも、初めての方も、
「これで味は合ってる?」「血糖値どう?」など、
診察のときに遠慮なく聞いてくださいね。

一緒に、“続けられる健康習慣”を作っていきましょう。


■(おまけの本音)

ちなみに……この記事がバズってオーケーのケールが売り切れたら、
私が買えなくなるので、ちょっと困ります(笑)

でも、あなたの健康が良くなるなら、
それも嬉しい悩みです。

戸塚クリニック院長 村松賢一

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