2025/12/24
【横浜・戸塚駅西口 徒歩10分/駐車場あり】
内科・循環器内科・糖尿病内分泌内科|戸塚クリニック
(院長:村松 賢一)
当院は「内科のかかりつけ」として、
高血圧・糖尿病などの生活習慣病や体調不良、
甲状腺を含む内分泌のご相談まで幅広く対応しています。
予約優先制ですが、予約なしでも受診可能です。
(予約をおすすめする理由は待ち時間を短くするためです。
混雑時はお待ちいただく場合がありますが、症状に合わせて柔軟に対応します)
症状が気になる方は、ご都合のよいタイミングでお越しください。
▶ WEB予約(24時間受付)
https://wakumy.lyd.inc/clinic/hg08287
▶ クリニック案内
https://www.totsukaclinic.com
【横浜・戸塚の内科医が語る】クラプトンと映画『フェノミナン』――地域医療の原点
横浜市戸塚区の「戸塚クリニック」院長、村松 賢一です。
一年を振り返るこの時期、ふと立ち止まって「自分は何を大切にしてきたのだろう」と考える瞬間があります。
先日、YouTube Music から「今年あなたが一番再生した曲」という通知が届きました。
そこに並んでいたのは、性格の異なる2曲でした。
- 1曲目は、2025年の来日公演をきっかけに、久しぶりに聴き返した曲
- 2曲目は、その流れの中で、アルゴリズムに勧められて偶然出会った曲
けれど不思議なことに、その2曲は私が医師として大切にしてきた価値観と、地域医療の理想像を、驚くほど正確に映し出していました。
今日は、音楽と映画を通して、私が医療の現場で大切にしている「原点」についてお話しします。
No.1 再生:Eric Clapton「Change the World」
音楽が教えてくれた、医療の原点とは――
今年、私が最も多く聴いた曲は、エリック・クラプトンの名曲 「Change the World」 でした。
きっかけは、2025年の来日公演に関するニュースでした。
その報道を目にして久しぶりに聴き返すうちに、この曲が自然と、何度も再生されるようになりました。
年齢を重ねても変わらない音色。むしろ深みを増した表現。
そこに私は、「長く続けること」「日々を積み重ねること」 の尊さを、医師としての自分自身と重ねて感じていたのだと思います。
映画『フェノミナン』と、心に残る町医者
医学的に正しいことだけが、医療ではない
この曲は、1996年公開の映画『フェノミナン』の主題歌でもあります。
主人公ジョージは、突然特別な能力を得ますが、その正体は脳腫瘍によるものでした。
私が最も心を打たれたのは、ロバート・デュヴァル演じる町の医師、ドク・ブランダーの姿です。
世間がジョージを「異質な存在」「研究対象」として扱おうとする中で、ドクだけは最後まで彼を「症例」ではなく、「一人の人間」として守ろうとしました。
医学的に正しいことだけが、医療ではない。
人は、孤独になったときに最も弱くなる。
当時医学生だった私は、「自分も、こんな医師になりたい」と、強く心を動かされました。
サンディエゴでの夏と、静かな誓い
医師としての軸が定まった時間
私がこの映画に出会ったのは、横浜市立大学から University of California, San Diego(UCSD) のサマースクールに参加し、サンディエゴに滞在していた頃でした。
異国の地で観たドクの姿。そして、ラジオから流れてきた「Change the World」。
「世界を変える」という言葉は、私の中で次第に意味を変えていきました。
目の前の患者さんに寄り添い、その人が見ている不安な世界を、少しでも安心できるものに変えること。
それは今も、診療の軸となっている医師としての原点です。
No.2 再生:Playing For Change「Listen to the Music」
アルゴリズムが連れてきた、もう一つの答え
2番目に多く聴いたのが、この曲でした。
この曲は、最初から探していたわけではありません。クラプトンをよく聴いていた時期、YouTube Music のアルゴリズムが「この曲も好みなのでは?」と勧めてくれた一曲でした。
何気なく再生すると、画面に映る世界中の人々の笑顔と音楽に、自然と心を奪われました。
多様な文化や背景を持つ人たちが、一つのリズムでつながっていくその光景を見て、この調和こそが、地域医療の理想形だと改めて確信しました。
1曲目が「一人ひとりへの寄り添い」 だとすれば、この曲は「人と人がつながることで生まれる調和」 を感じさせてくれます。
戸塚クリニックが目指す地域医療
人生に寄り添う医療を、地域で
医療は、医師一人で完結するものではありません。
患者さん。ご家族。地域。
それぞれが良いリズムでつながってこそ、本当の安心と健康が生まれるのだと思います。
当院では、内科・循環器内科・糖尿病内科・内分泌内科(甲状腺疾患)の診療を通じて、患者さんの人生そのものに寄り添う医療を大切にしています。
戸塚駅西口から徒歩10分。静かな環境で、じっくりお話を伺います。
今年出会った2曲は、「原点への回帰」と「そこからの広がり」 を、私に改めて教えてくれました。
映画『フェノミナン』のドクのように、これからも、皆さんのそばで寄り添い続け、心と体に静かで前向きな変化をお届けできるよう、誠心誠意、診療に努めてまいります。
戸塚でお会いできる日を、心よりお待ちしています。
