横浜市戸塚区の戸塚クリニック|内科・循環器内科・糖尿病・内分泌内科・甲状腺

戸塚クリニック

総合内科

小児科

循環器内科

糖尿病外来

戸塚駅西口徒歩10分/駐車場10台
逆風の中を走り続ける――「死ぬ気でやれ」から「死なない設計」へ  戸塚クリニック
  • HOME
  • ブログ
  • 逆風の中を走り続ける――「死ぬ気でやれ」から「死なない設計」へ  戸塚クリニック

【横浜・戸塚駅西口 徒歩10分/駐車場あり】
内科・循環器内科・糖尿病内分泌内科|戸塚クリニック
(院長:村松 賢一)

当院は「内科のかかりつけ」として、
高血圧・糖尿病などの生活習慣病や体調不良、
甲状腺を含む内分泌のご相談まで幅広く対応しています。

予約優先制ですが、予約なしでも受診可能です。
(予約をおすすめする理由は待ち時間を短くするためです。
混雑時はお待ちいただく場合がありますが、症状に合わせて柔軟に対応します)

症状が気になる方は、ご都合のよいタイミングでお越しください。

▶ WEB予約(24時間受付)
https://wakumy.lyd.inc/clinic/hg08287

▶ クリニック案内
https://www.totsukaclinic.com

逆風の中を走り続ける - Against the Wind とフォレスト・ガンプ

逆風の中を走り続ける
――「死ぬ気でやれよ、死なねえから」と、Against the Wind、そして『フォレスト・ガンプ』

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の診断・治療を示すものではありません。体調や健康に不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

皆さん、こんにちは。戸塚クリニック院長です。
最近、ふとした瞬間に、若い頃によく耳にしたフレーズを思い出しました。

「死ぬ気でやれよ。死なねえから。」

当時の私たちを前に進ませてくれた、力強い言葉です。
この言葉が本当に意味しているのは、命を投げ出すことではありません。
人生を懸けるくらいの覚悟で、全身全霊を尽くせ。
そして、本気でやっても人は簡単には壊れないという、励ましでした。

言葉が“違う重み”で戻ってきた日

ところが最近、この言葉を思い出したとき、以前のような煽られ方ではなく、少し落ち着いた重みで胸に残りました。

その瞬間、自然と一曲が浮かびました。

風の中を、理由もなく、ただ前へ前へと進んでいく足音。
何も語られず、黙々と走り続ける背中。
そして少し遅れて、「ああ、あの映画だ」と気づきました。

映像の記憶から、映画へ

思い出したのは、『フォレスト・ガンプ』の、あの走る場面です。

フォレストは、説明もしないし、理由も語らない。
ただ、走れる間、走り続ける。

その映像と重なって流れていたのが、
Bob Seger(ボブ・シーガー)の「Against the Wind」でした。

Bob Seger & Jason Aldean – Against The Wind (Live)

「Against the Wind」という“続きの歌”

この曲は、「死ぬ気でやれ」と言われて走り続けた人が、それでも生き延びたあとに歌う歌だと感じます。

速さを誇らない。勝ち負けを語らない。
それでも――やめない。壊れない。続ける。

若い頃の疾走も、年齢を重ねた自分も、その両方を抱えたまま前へ進む。
この曲には、そんな成熟した強さがあります。

フォレスト・ガンプが教えてくれる“走り方”

映画の中で、フォレストは一度も「死ぬ気で」走っていません。

  • 気合を入れない
  • 自己証明をしない
  • 誰かに勝とうとしない

ただ、走れる間、走り続ける。
その結果、彼はアメリカ大陸を横断するほど走り、それでも壊れない。

映画のランニング・モンタージュ後半で流れる「Against the Wind」は、“死なない設計の継続”を静かに肯定します。
(本曲は、2枚組の公式サウンドトラック Disc 2, Track 17〔コレクターズ/完全版〕にも収録されています。)

Forrest Gump runs across America for 1170 days (Running Montage Scene)

走り続けると、仲間が現れる

もう一つ、印象的な光景があります。
フォレストが走り続けていると、いつの間にか――一緒に走る人たちが現れる。

彼は何も教えません。人生の答えも、成功の秘訣も語らない。
ただ、走っているだけです。

それでも人は集まり、一人で走っていた道が、いつの間にか集団走になる。
これは、「頑張れ」という物語ではありません。「一人で抱えなくていい」という風景です。

そして、フォレストは走るのをやめる

映画の最後で、フォレストは走るのをやめます

倒れたわけでも、挫折したわけでもありません。
ただ少し疲れて、「もう十分だ」と、自分で決めた。

仲間が見ている前で、誰にも責められず、自分の足で走りを終える。
この場面を見るたび、私は思います。
「やめることができる人は、壊れない」と。

医療の現場で思うこと

外来で、こんな言葉を耳にすることがあります。多くは、ご本人よりも周囲の期待として。

  • 「まだ死ぬ気で頑張れますよね?」
  • 「根性の問題じゃないですか?」

私は、こうお伝えすることがあります。

「もう十分、死ぬ気でやってこられましたよ。」

今つらいのは、挑戦してこなかったからではありません。
本気でやり続け、生き延びてきたからです。

言葉を、そっとアップデートする

若い頃は、「死ぬ気でやれよ。死なねえから。」で良かった。
でも、「Against the Wind」が沁みる年齢になったら、言葉を少し更新してもいい。

「死なない走り方で、続けよう。」

(=ちゃんと休み、助けを借りながら、壊れずに続ける走り方)

そして時には、走るのを一旦やめて、休んでもいい。
休むことは、あきらめではありません。次にまた走るための、立派な選択です。

それは、かつてのように風に逆らって走ることを否定するのではなく、
これからは風を読み、風と共に生きる術を選ぶこと。
甘えではありません。長く生き、長く走るための最適化です。

さいごに

この言葉が今も心に残り、この曲と、あの映画の走る場面、そして走り終える決断までが重なるなら――

あなたは弱くなったのではありません。
ここまで、ちゃんと生き延びてきた。

次の一歩は、死ぬ気ではなく、死なない設計で。
そして必要なら、誰かと並び、立ち止まり、休んでからでいい。

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の診断・治療を示すものではありません。体調や健康に不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

コントラスト調整

1色型色覚
(全色盲)

1型2色覚
(赤色盲)

2型3色覚
(緑色盲)

3型2色覚
(青色盲)

デフォルト

コントラストバー

  • Rr

  • Gg

  • Bb

テキスト表示調整

フォントサイズ

行間

文字間隔

分かち書き設定

音声サポート

Powered by MediPeak