横浜市戸塚区の戸塚クリニック|内科・循環器内科・糖尿病・内分泌内科・甲状腺

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インフルエンザB型とA型の違い:症状・流行パターン・受診の目安(神奈川)
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【横浜・戸塚駅西口 徒歩10分/駐車場あり】
内科・循環器内科・糖尿病内分泌内科|戸塚クリニック
(院長:村松 賢一)

当院は「内科のかかりつけ」として、
高血圧・糖尿病などの生活習慣病や体調不良、
甲状腺を含む内分泌のご相談まで幅広く対応しています。

予約優先制ですが、予約なしでも受診可能です。
(予約をおすすめする理由は待ち時間を短くするためです。
混雑時はお待ちいただく場合がありますが、症状に合わせて柔軟に対応します)

症状が気になる方は、ご都合のよいタイミングでお越しください。

▶ WEB予約(24時間受付)
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https://www.totsukaclinic.com

 

横浜のクリニック待合室とインフルエンザ流行のイメージ

インフルエンザB型とA型の違い:症状・流行パターン・受診の目安(神奈川)

戸塚クリニック(内科・循環器内科・糖尿病内分泌内科)

※本記事は 2026年2月22日更新(神奈川県衛生研究所「インフルエンザ情報(20)6週」)の内容を反映しています。
流行状況は週ごとに変化します。最新の公式情報は本文内リンク先をご確認ください。


先に結論

今シーズンのインフルエンザは、A型とB型が混在して流行します。
症状だけでA型・B型を見分けることはほぼ不可能ですが、流行パターンや検査の考え方には違いがあります。

神奈川県では、いったん警報が解除された後、1月下旬〜2月上旬に再び報告数が増加し、警報レベルに達した週もあります。
また、学校等での学級閉鎖などの報告も多数出ています。体調不良のときは無理をせず、感染予防(手洗い・咳エチケット)を徹底しましょう。


A型・B型は「ウイルスとして何が違う?」

インフルエンザA型とB型は、どちらもインフルエンザウイルスですが、ウイルス学的にはいくつかの性質の違いがあります。

  • A型:人だけでなく鳥や豚など動物にも感染し、遺伝子変異(大規模流行の原因となりうる)が起こりやすい
  • B型:基本的に人にのみ感染し、変異はA型より穏やか
  • 流行の見え方として、A型は流行初期に急速に広がりやすい一方、B型は後半に持続的に広がる傾向がある

ただし、「B型だから症状が軽い」ということはありません
実際の診療では「型」よりも、年齢・基礎疾患・症状の強さ・脱水や呼吸状態などを総合して判断することが重要です。


神奈川県の流行状況(公的データ:6週)

神奈川県衛生研究所の「インフルエンザ情報(20)6週(令和8年2月20日更新)」では、定点当たり報告数が大きく増加しています。

定点当たり報告数(2026年第6週:2/2〜2/8)

  • 全県:55.76
  • 県域(横浜・川崎・相模原を除く):59.71
  • 全国:43.34
  • インフルエンザ入院患者数(基幹定点12病院合計・全県):36

また、同週のインフルエンザ様疾患(学校等)の報告では、学級閉鎖等のあった施設が583施設、患者数は13,129名とされています。

参考:
神奈川県衛生研究所 インフルエンザ情報(20)6週(令和8年2月20日更新)


A型とB型の違い(患者さんが知っておきたいポイント)

  • 発熱、咳、のどの痛み、頭痛、筋肉痛などの症状はほぼ同じ
  • 症状だけでA型・B型を区別することはできない
  • B型は小児・若年層で多くみられやすい
  • B型はシーズン後半(1〜3月)に増えやすい

これらの特徴は、Lancet誌の総説(Uyekiら, 2022)や複数の臨床研究でも一貫して報告されています。


検出状況(A/H1・A/H3・B)について

神奈川県衛生研究所のページでは、ARIサーベイランスや疑い症例からの検出状況も示されています(速報値)。

インフルエンザ疑い症例からの検出(2026年2月13日時点 速報)

  • A/H1:1件
  • A/H3:55件
  • B:5件

このように、現時点ではA/H3が多い一方で、Bも一定数検出されています。
ただし、「検出件数」=「地域全体の流行の比率」をそのまま示すわけではありません(検体の集まり方や対象集団の偏りがあり得ます)。
現場では、地域の流行状況・年齢層・家族内/学校内の状況などと合わせて総合的に判断します。


B型の系統と「3価ワクチン」への変更

インフルエンザB型には、かつて「B/Victoria系統」と「B/Yamagata系統」の2系統が存在していました。
しかし、B/Yamagata 系統は2020年以降、世界的に野生株が確認されておらず、系統的レビューでは「probable extinction(事実上の消失)」と評価されています。

インフルエンザワクチンの3価変更図解:4価からYamagata系統が消失し3価へ
図:4価(従来)から3価(現在)への変化。Yamagata系統の消失に伴い、ワクチン構成が変更されています。

この状況を受け、2025–26シーズンから日本の季節性インフルエンザワクチンは、3価(A型2種+B/Victoria)へ変更されています。


検査が「陽性になる人」と「陰性になる人」がいる理由

同じように発熱して受診しても、迅速抗原検査が陽性になる人、陰性になる人がいます。
その最大の理由は「ウイルス量(Viral Load)」と「タイミング」の関係です。

インフルエンザウイルス量の推移と検査推奨期間(発症後48-72時間)のグラフ
図:発症直後のウイルス量変化と検査の推奨期間

① ウイルス量とタイミング

インフルエンザでは、上気道のウイルス量は発症0〜2日でピークに達します。
一般的にA型では比較的早く減少しますが、B型ではやや長めに高いウイルス量が続く傾向があります。

IDSA(米国感染症学会)ガイドラインでは、迅速抗原検査は発症後48〜72時間以内で感度が最も高くなるとされています。

ただし、一般的な迅速抗原検査では感度はおおむね50〜70%程度にとどまります。

要するに、「検査が早すぎて陰性(偽陰性)」となるケースは医学的に十分にあり得るため、陰性結果だけで安心せず、医師の判断を仰ぐことが重要です。

※検査結果は、ウイルス量・採取タイミング・検査感度・年齢や免疫状態(宿主因子)などの要因が複合的に重なって決まります。


関連ブログ

▶ インフルエンザ検査は「12時間待つ必要がある?」という誤解について


受診の目安

  • 高熱や強い倦怠感がある
  • 周囲(家庭・学校・職場)でインフルエンザが流行している
  • 基礎疾患があり重症化が心配(心疾患、糖尿病、慢性肺疾患、免疫低下など)
  • 息苦しさ、ぐったりして水分がとれない、意識がぼんやりする等がある

「忙しいから様子を見よう」と無理をせず、心配な場合は早めにご相談ください。

当院からのご案内

当院では、症状・発症時期・重症化リスクを踏まえ、
適切な検査タイミングと治療方針をご提案しています。

発熱や感染症症状がある場合は、
以下より受診方法をご確認ください。

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