横浜市戸塚区の戸塚クリニック｜内科・循環器内科・糖尿病・内分泌内科・甲状腺

オレゴンで覆った医療費の常識：アメリカは高い、日本は安い？

2024年の秋、私はオレゴン州に住む友人を訪ね、そこで医療制度への見方が大きく変わりました。アメリカの医療費といえば「とんでもなく高い」というイメージが定着しています。しかし、友人が加入しているメディケア・アドバンテージの仕組みを聞くと、RSVワクチンや帯状疱疹ワクチン、コロナワクチン、インフルエンザワクチンが無料で接種でき、医師への受診料もほとんどかからないことに驚かされました。自分が思い込んでいた「アメリカの医療はすべて高額」という常識が覆された瞬間でした。

一方で、日本では「自己負担が安いから受診回数が多すぎて財政を圧迫している」「医師の報酬が高いから医療費が上がる」といった声が政策側から聞こえてきます。本当にそうなのでしょうか。実は日本でも高額なワクチンや検査は自費扱いになり、医師の長時間労働に見合わない報酬が問題となっています。このブログでは、私がオレゴンで見聞きした実例と日本の制度を比較し、医療費の負担や医師の給与、制度設計の違いに焦点を当てながら、「医療費の常識」を再考していきます。

👉続きはこちらのレポートで。